私は東京→長野県です。コロナ禍になって外に出れなくなり、仕事はリモートワークになり、高い家賃を払って息が詰まる生活をしていることに嫌気がさしたのでUターンを決めました。
決断できた理由は妻も同じ気持ちだということが分かったからです。
当時まだ子供はいませんでしたが、子供ができてからでは考えなければいけないことも増え、フットワークも鈍ると想像していたので、今しかないと思いエージェントに相談しました。あとは流れに身を任せました。

私は大学卒業と同時に就職のため新潟を離れましたが、KJさんと同じようにいつかは新潟に帰るつもりで新潟を離れました。ただいつまでにというイメージはなく漠然と考えていた感じです。関東に来て３、４年した頃に新潟の良さに気づきはじめ、そう遠くない未来に新潟に戻ろうと決意しました。

実際に転職活動を始めたきっかけは転職した会社が資金繰り悪化し経営難になったため次を考えたのですが、そこでこのまま東京にいるか新潟に戻るかという二択で考え、さらに年齢も30代半ばということで転職のしやすさなども考え踏み切ったという感じです。

そもそも新潟から大学入学のために東京に出ましたが、その際も「いつかは新潟に戻る」という漠然としたイメージを持って上京しました。
そんな東京生活のスタートでしたので、ある種必然的にという感じでしたが、
でも東京の生活も楽しく、刺激に満ちていましたので、結果的には10年東京で過ごす事になりました。

きっかけはいくつかありますが、父が大きな病気をした事がその一つではあります。運良く、今現在も元気にしていますが、当時手術をして術後5年、10年の生存率というようなところではそれなりにシビアな数字が出ていました。父から何か言われたわけでも、他の家族から何か言われたわけでもなく、自分の正直な気持ちとして、新潟に戻りたいと思ったという流れでした。
また東京でのお仕事が、それなりにニッチな内容という自覚があったので、それを活かした仕事を新潟で探すとなると、恐らく難航するだろうということ、また30歳を迎える前でしたが、歳を重ねるごとにニッチ×年齢の壁で、厳しい状況になると予測し、決断は早い方が良いと思い、エンリージョンに登録しました。

そのあとは意外に難航する事なく、割とスムーズに職が決まり、晴れてUターンとなったわけですが、少し先の未来を見据えて、今何をすべきかを考えたという所が大きかったんだと思います。
自分の場合は仕事ややりたい事前提というより、新潟にUターンするという事が大前提でしたので、職種は最後は何でも良いという覚悟でした。
そんな中でも、ある程度好みに合う事、経験が活かせそうな仕事に就けたのは紛れもなく当時のエンリージョンのコンサルタントが繋いでくれたご縁でした。

自分の場合は20代というのもあり、東京での給料がそこまで高くなかったので、Uターンきっかけで、給料ダウンという感じでもなかったですし、そこも良いタイミングだったのだと思います。

父が病気をしなくても冒頭の通り、いつから新潟へという気持ちでそもそも東京に行っていたので、どこかのタイミングではUターンしたと思いますが、早く決断できて良かったと思います。